横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

自律神経失調症と食事|横浜南はり灸院

自律神経失調症と食事|横浜南はり灸院

自律神経失調症と食材2021.12.9

自律神経とは、内臓の動き、血流や体温の調整など、自分の意志ではコントロールすることのできない神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。交感神経は活動する昼間の神経、戦う神経ともいわれ、緊張状態や興奮状態を作り出します。他方の副交感神経は休む神経、夜の神経ともいわれ、リラックスした状態を作り出します。 この二つの神経のどちらかがずっと優位になる状態が続いたり、どちらも低下してしまうと、体のあちこちに不調が現れます。この二つの神経は1日の中でも常にスイッチングしています。

現代人の多くは、夜更かしや不規則な生活習慣、ストレス過剰により交感神経が常に優位になりがちだといわれています。その結果、血流の悪化による便秘や下痢、免疫力の低下など様々な症状が引き起こされてしまうのです。日頃から自律神経のバランスを乱れさせないことが大切です。

横浜南はり灸院では自律神経のスイッチング異常からくる自律神経失調症の治療を鍼やお灸を使って行いますが、今回は鍼灸治療に加えて、日々の食事でも改善できる食材をご紹介させていただきます。

一つ目は脳の様々な機能を調整する成分を含む「トマト」です。
トマトといえば、リコピンを多く含む食材ということで知られていますが、実は自律神経を整えるためにも欠かせない働きをする成分を含みます。その成分は、「GABA(ギャバ)」と呼ばれるものです。ギャバはアミノ酸の一種で、脳の様々な機能を調整する神経伝達物質として働き、脳の血管や神経をリラックスさせて血流を促したり、脳細胞への酸素供給量を増やしたりする働きをしています。40代頃から脳内のギャバの量は急激に減り始め、10代の頃に比べると含有量は半分以下になってしまうといわれています。ギャバが不足すると、交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れて自律神経失調症になるリスクも高まります。中玉トマト1個の中には、1日に必要な分のギャバが含まれていますから1日分のギャバが補えるということです。

二つ目は幸せホルモン生成に必要な3つの栄養素をすべて含む「バナナ」です。
バナナをはじめ、豆腐や味噌などの大豆製品、チーズや牛乳などの乳製品、雑穀、肉、魚などの食材には、「トリプトファン」という物質が含まれており、トリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を作り出すために欠かせない材料となります。セロトニンは気持ちをリラックスさせる効果があり、自律神経のバランスを整える役割を果たします。

そして三つ目がストレス解消にかかせないビタミンCが豊富な「ブロッコリー」です。
ブロッコリーには「ビタミンC」が特に豊富に含まれています。ブロッコリー100gあたりのビタミンC量はレモンの約3倍です。それほどブロッコリーはビタミンCを豊富に含む食材です。ビタミンCは体内で生成できないため、体内にためておくことができませんから毎日摂取しなければ不足してしまいます。ビタミンCは、体にストレスがかかったときに分泌されるホルモンの原料として使われます。ストレスが続くとビタミンCが大量に消費されてしまい、不足するとストレスが解消されずにため込まれてしまいます。ストレスを多く感じる方こそ、ビタミンCを積極的に摂取すると自律神経失調症の予防になると思います。

規則正しい生活を送るのが難しい、ストレスを受けやすいという方こそ、是非今回ご紹介したような食材を参考に一度食生活に加えてみてはいかがでしょうか

横浜南はり灸院

横浜市南区宮元町3-53-101

ご予約 045-721-2455

鍼灸師 原口 博

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