横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

お灸は蓬(よもぎ)で蓬は和製ハーブ|横浜南はり灸院

お灸は蓬(よもぎ)で蓬は和製ハーブ|横浜南はり灸院

お灸2021.11.4

お灸が生まれたのは、2,000年以上昔の古代中国といわれています。
ユネスコの世界記憶遺産にも選定されている中国最古の医学書『黄帝内経』にも、お灸のことが書かれています。日本には奈良時代に仏教とともにお灸がもたらされたといわれており、
ゆっくりと普及していきました。WHOのでは、鍼灸は頭痛や腰痛からアレルギー性鼻炎や関節リウマチ、つわりなど、さまざまな症状に有効ありと報告しています。

お灸のもぐさに使われる和製ハーブ「よもぎ」

伝統的なお灸には「もぐさ」が使われます。もぐさの語源は「燃える草」であるという説があり。もぐさの原料は、よもぎの葉の裏にびっしり密生している白い産毛です。
乾燥させたよもぎの葉を細かく砕き、ふるいにかけて毛だけを取り出すのです。取り出せる綿毛の量はごくわずかです。古くからよもぎがお灸に用いられてきたのは、シネオールをはじめとする精油成分が含まれているため燃えやすく、適温で火持ちもよいためです。
シネオールはユーカリやローズマリーなどにも含まれており、樟脳のような清々しい香りがあります。よもぎのおひたしや天ぷらなども、よもぎの清浄な香りを生かした料理です。お灸する時に立つ煙にも、よもぎの芳香成分が含まれているので、この香りだけでも治療効果があります。

最近では火を使わず、煙も出ないお灸が商品化されています。これは、もぐさが原料になったシートを肌に貼るタイプのものが多く発熱剤が内蔵されていたり使う前に電子レンジで温めたりする仕組みです。火を使わないので安心ですが、横浜南はり灸院では伝統的な火を使ったお灸をさせていただいております。
あともつかず、チクッとかんじる伝統的な直接灸はもぐさの成分の効果と立ち上る何とも言えないハーブの香りが体に沁みわたります。
ぜひご体感いただければ幸いです。

追伸:ページに使われている写真のもぐさは、直接灸ではなく温灸です。
横浜南はり灸院で行うもぐさは、写真の数百分の1のゴマ粒大ですのでご安心くださいね。

横浜南はり灸院

横浜市南区宮元町3-53-101

ご予約 045-721-2455

鍼灸師 原口 博

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