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片頭痛の方に朗報|横浜南はり灸院

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片頭痛2021.10.25

片頭痛治療」に新薬

月に何日も頭の片方がズキズキ痛んで仕事や家事が出来ない。「片頭痛」に悩まされている人には朗報かもしれない。
2021年に入ってから、片頭痛の発作を予防する新しい薬が相次いで発売されているとの記事を読みました。およそ20年ぶりの「新しい薬」はこれまでの薬とは作用するメカニズムも違い、科学的にも画期的で片頭痛治療の薬の分野での大変革と言われています。

片頭痛の患者は国内に840万人いるといわれ、特に多いのは30~40代の女性で、頭の片側が心臓の鼓動に合わせたようにズキズキと痛み、症状がひどくなると吐き気が出ることもあります。

片頭痛が起こる引き金は、周りの音ややまぶしい光が原因になるケースが多く、特定の匂いがきっかけになることもあり、香水やたばこ、ヒノキの匂いが苦手な人が多いと言われます。
頭痛持ちの日本人の中で最も多いのは片頭痛ではなく、「緊張型頭痛」と呼ばれるタイプでこちらは、一部がズキズキと痛む片頭痛とは違って頭の全体が締め付けられるように痛むのが特徴で、体を動かしたり頭を温めたりすると症状は緩和しますが、こうした対処法は片頭痛とは真逆になるので、患者個人では見極めが難しいです。
たかが頭痛と思われがちですが、症状が重いと寝込んでしまったり、そうでなくても仕事や家事が手に付かなくなってしまったりと、生活の質は大きく低下してしまいます。
患者数の多い疾患なのに、片頭痛が起きるはっきりした原因はこれまでわかっていなかったのです。ズキンズキンと脈打つような拍動性の痛みは、今回発見されたCGRPという物質が原因とされ、
片頭痛の引き金になる特定のストレスや天気の変化などの要因によって神経が興奮すると放出される物質のことだそうです。その働きによって脳の血管を拡張させてしまい片頭痛が発症するという機序です。直接血管を拡張させる物質が明らかになったことで、新薬開発が一斉にスタートしました。これまでの治療薬は、痛みが起きる流れの“上流”に位置する神経の興奮を抑えてCGRPの放出を減らすことを狙ったものでしたが、
新しい予防薬は、その流れの”下流”で放出されたCGRPの働きそのものをブロックすることを狙った「抗CGRP抗体」と呼ばれています。
ただし、残念ながら現在では、新薬は作用メカニズムが新しいこともあり症状が特に重く従来の治療で効果がなかった患者に対して専門医しか処方ができない条件がついているとのことでした。

片頭痛の引き金を探す手掛かりに、横浜南はり灸院では頭痛の患者様には「頭痛日記」をつけるようにおすすめしています。「頭痛日記」とは、症状の程度や服薬したかどうか、また天候の変化や日の光・食事の内容・その日の出来事など頭痛の誘因になりそうな事象をどんどん記録していただき、一覧にして可視化していただいております。痛みの引き金は人それぞれのため、患者様ご自身も気がついていないような誘因を見つけるきっかけにもなります。
片頭痛の軽減・発症のサイクルを長くするというお手伝いは鍼灸の治療でも効果がございますし、片頭痛から起こる首肩背中の筋肉の硬直を和らげる作用も期待できますので慢性の片頭痛でお悩みの方はぜひ鍼灸の治療をお試しください。

横浜南はり灸院

横浜市南区宮元町3-53-101

ご予約 045-721-2455

鍼灸師 原口 博

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