横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

本態性振戦の鍼灸治療|横浜南はり灸院

本態性振戦の鍼灸治療|横浜南はり灸院

本態性振戦2021.10.9

本態性振戦は 40歳以上では16人に1人ぐらいが発症している原因の不明な振戦です。
本態性振戦の原因はまだよく分かっていませんが、手や頭などがふるえる病気で律動的に筋肉が収縮するために規則的なふるえが生じます。本態性振戦は、成人初期に発症しますが、どの年齢層でも起こります。

本態性振戦では動作時に振戦が出現します。発症すると徐々に目立つようになり高齢者により顕著に現れます。

一説には、何らかの原因で交感神経の「β2受容体」が過剰に興奮して
骨格筋のバランスが乱れることで振戦が引き起こされていると言われています。
西洋医学的な治療としては根治的治療法はなく、対症療法が中心となります。主な治療法として以下のものが挙げられます。

薬物療法としては交感神経遮断薬、抗てんかん薬、非選択的βアドレナリン受容体阻害薬などを選択します。
またボツリヌス毒素療法というものがあり、四肢、発声、口蓋や頭部など局所に限局した症状には、こちらの治療法が適応となります。
その他手術という選択肢もありますが、脳に電極を、体にペースメーカーのような機器を埋め込みます。数年ごとに手術が必要になるのでなかなか現実的ではないようです。

横浜南はり灸院では薬物療法の治療中であっても鍼灸治療をおすすめしています。鍼灸治療はそもそも自律神経の交感神経と副交感神経のバランスの調整を目的としており、そのために、頭のツボ、手のツボ、背中のツボなど全身の治療を致します。ふるえ・振戦のある部位だけに治療をするわけではありません。

本態性振戦とは一般的には、聞き慣れない疾患ですが、本症状でお悩みの方が多くいらっしゃり、また生活に不便を感じていらっしゃる方が多いように思います。
病院へ行き、「根本的な治療はない」と言われたとしても、
西洋医学の対処法とはまた異なる鍼灸治療で軽減する事が出来ますので、お悩みの方は一度ご相談下さい。
ふるえを軽減して生活の質が少しでも向上して身体が思いのままに動かせるようお手伝いをさせていただければこの上ない喜びです。

横浜南はり灸院  

横浜市南区宮元町3-58-1
         
ご予約 045-721-2455

鍼灸師   原口 博

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