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豆腐の日、豆が腐る?

豆腐の日、豆が腐る?

豆腐と舌診2021.10.2

今日は豆腐の日(10月2日)です。日本豆腐協会が1993年(平成5年)に制定しました。日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから10月2日になったそうです。

「腐」という漢字は本来「納屋の中で肉を熟成させる」という字義から転じて、柔らかく弾力性があるものを意味するものというのが語源ですが、
日本では食品に「腐る」という字を用いることを嫌って、「豆富」や「豆冨」などと記すこともあるようです。

『腐』という言葉が東洋医学、特に中医学で使われることがあります。それは診断に使われる『舌診(ぜっしん)』に出てきます。
中医学では舌の表面の色、形、苔、ひび割れや斑点の分布などから体の状態を診察します。この苔の分類の中に『腐苔』という舌の状態があり、
あたかも豆腐のおから、あるいは食べかすが舌の上に残っているような、べったりとした舌苔が、厚くてまばらに堆積している状態で暴飲暴食、不規則な食生活が続いて胃腸に負担がかかっていると診断されます。

ご自分でも朝一番歯磨きする前に舌を見ると、苔の状態が最もよくわかります。その際に基準となる健康な舌とは、『淡紅色で生き生きとし、柔軟で円滑・自在に動き、腓大(はれぼったい)でも痩せてもおらず、表面に潤いのある薄い白色の舌苔をつけている。』とあります。
一番わかりやすいのは成長期の元気な子供の舌です。大人のように煙草を吸ったり、暴飲暴食はしていないので一番良い状態と考えられています。

毎日舌を観察すると体調の良い日と悪い日では、舌の表面の色が違うのがわかると思います。毎朝鏡を見るついでに健康チェックしてみましょう。

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鍼灸師 原口  博

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