横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

鍼灸の治療にエビデンスは?=横浜南はり灸院

鍼灸の治療にエビデンスは?=横浜南はり灸院

最近「エビデンス」という言葉が、Go To トラベルと感染拡大のやり取りでニュースによくでてきます。
この「エビデンス」という言葉は、私が鍼灸師になりたての頃に(40年ほど前)に鍼灸師会の学術講習会で初めて聞きました。「これからは鍼灸治療にもエビデンスが必要で、それが無いと治療法として認知されない」という話でした。
「エビデンス」とはウィキペディアによりますと
一般的には、発言の証拠や提案の根拠を指す用語として使われる。とあります。
また
医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す。エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用される。という記述がありました。
鍼灸がある病気・症状に対して効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果が示されないと、エビデンスがあるとは言えないということになります。私が初めて聞いた40年ほど前には、北里大学などには東洋医学科がありましたが、まだ本格的に鍼灸治療の効果の機序を研究することははじまったばかりでした。
現在では鍼灸治療は世界的にも広がりまた効果の研究も当時とは比べ物にならないほど進んでいます。しかし、薬のように偽薬を使った二重盲検テストのような実験がなかなかむずかしいので、確かに鍼灸の治療のみの効果を測定するのはまだまだ進んでいないように思います。
しかし、急性の痛みを軽減させる置き針のようなシンプルな設定では研究が進んでいます。痛み以外の内科疾患の治療効果の研究は大学病院などの臨床研究がもう少しすすまないとはっきりはしないと思っています。
私のような末端の現場の鍼灸師は、日々の鍼灸臨床のデータを蓄積していくしかなく、日本中の鍼灸師の生データを収集・分析するようなシステムができればいいなと願っています。

横浜南はり灸院 
神奈川県横浜市南区宮元町3-53-101
予約☎ 045-721-2455

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