横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

眠れない夜、よりよい睡眠とは?

眠れない夜、よりよい睡眠とは?

不眠症で鍼灸院にご来院される方も多く、治療に先立ってお話しさせて頂くことがあります。
一つ目は、365日毎日快適な睡眠を実感できている人はほとんどいないということ。そして二つ目は、頭を使う人間は、寝ている間に一日の行動・知的作業を脳に適切に定着させる作業をしなくてはならずその内容によっては一時的にオーバーワークになり睡眠の深さが変わるのは仕方がないということです。
つまりたまに寝付けないのは、大丈夫ですよということですが、それでは治療になりませんのでよりよく睡眠を確保するために頭の百会というツボにお灸をしたり、自律神経を安定化させる上背部の治療をしていきます。

また朝は日の光を浴びて体内時計をリセットして朝ご飯をしっかり取り、夕方には少し体を動かして体温を上げることによって、眠くなったらすぐに就寝するという習慣をつけましょう。鍼灸治療と生活習慣の改善で大体週の半分ぐらいは良質の睡眠をとることができるようになります。

睡眠時間の話でよく出てくるのがが、90分周期です。睡眠には浅い眠りと深い眠りの90分の周期があり、そのサイクルが終わる時に目覚めれば、目覚めがスッキリするというものです。
90分周期が3回確保できる4時間半という短時間睡眠をやるために、6時起床だから1時30分に眠ると良いと説明されています。しかし必ずしもすべての人が正確に90分周期で寝ているはずもなくその日の脳の作業内容で周期は変化していると考えます。

ですから睡眠障害の方はまずは起床時間はできるだけ毎日同じにし、夜に眠くなる脳をつくり、眠くなったら即就寝する。このように自然なリズムを作るというのが、少し回り道ですが実は近道になります。
ですから、休みの日の前日に遅くまで起きていて次の日お昼近くまで寝て睡眠不足を補うという方法は全く逆のやり方になります。日頃の睡眠不足を解消するにはなるべく早く寝て起床時間は極力ずらさない方がベストになります。

そして残念ながら睡眠導入剤のような薬物が作り出す睡眠は時間は確保できてもその質までは補ってはくれないのです。

人間だけが明日の心配をして眠れなくなります。
しかし夜に寝ながらの思案は残念ながら朝になると役に立たない結論になることが多いのでやめましょうとご提案させていただいております。
少しでも参考になれば幸いです。

横浜南はり灸院 
神奈川県横浜市南区宮元町3-53-101
予約☎ 045-721-2455

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