ぎっくり腰には即、鍼灸治療を!
ぎっくり腰には即、鍼灸治療を!
急に起きるのは魔女のせい!?
「ぎっくり腰」とは俗称で医学的には「急性腰痛症」といいます。西洋では魔女の一撃などと言い
・朝、起き上がろうとして急に痛くなった。顔を洗おうとして前屈したら痛くなった。
・うしろにある電話に出ようとして振り向いた途端に腰に電気が走った。
・咳やくしゃみをしたら痛くなった。
・椅子から立ち上がろうとした時に腰が痛くなった
・庭の草むしりをした後に、腰が痛くなった。
など必ずしも重い物を持ったりしたから起こるわけではありません。
ではなぜ、ぎっくり腰になってしまうのでしょうか?
身体の気力・体力が充実しているときはあまりなりません。筋肉の疲労が蓄積している、寝不足・運動不足、身体の冷えからくる新陳代謝の低下、過労などが下地になりある些細なきっかけで発症します。特に脊椎に異常が見られないぎっくり腰は、筋肉が炎症を起こした筋筋膜性の腰痛の場合が多くみられます。
しかし腰のヘルニアや内臓からくる急性の痛みもありますので、痛み以外に発熱・強いだるさ・排尿排便障害などの内科症状が併発している場合には、病院での検査が必要です。
ではぎっくり腰になってしまったらどうするか。
まずは横向きに寝て安静にしてください。痛みが強い部分を冷やすことで炎症を早く鎮める効果がありますので、氷を袋に入れタオルでくるんだものなどで冷やすようにしてください。だらだらと冷やすのではなく10分冷やして休んでまた冷やすというようにしていただくことが凍傷を防ぎます。この場合の冷やすとは、冷湿布の上からでも冷却材を充てることが必要です。
しばらくして動けるようになってきたら、なるべく早めに治療を受けに行ってください。安静にしているのは最初の1~3日だけです。ある程度動けるようになりましたら早めの治療で炎症物質を取り除きます。
ぎっくり腰の鍼の治療
鍼は試合中のスポーツ選手に用いられるほどの高い鎮痛効果を持つので、ぎっくり腰の痛み軽減にもお役に立ちます。鍼治療は筋肉内の血流を改善してより早く炎症物質を取り、ストレスをうけ受けた脊柱起立筋、腰方形筋、腸腰筋、そしてインナーマッスルと呼ばれる大腰筋などの筋肉をゆっくりとほぐしてゆきます。
また、ストレスが原因となっている場合には、痛いところだけ治療してもよくならない事があります。鍼灸では自律神経の興奮を抑える治療でぎっくり腰にならない身体作りを目指します。
横浜南はり灸院
神奈川県横浜市南区宮元町3-53-101
予約☎ 045-721-2455