『iPS細胞 世界初の臨床』の記事
『iPS細胞 世界初の臨床』の記事
いよいよiPS細胞から作った心筋を使って、虚血性心筋症という重症の心疾患の手術治療がはじまるそうです。
以前ブログでiPS細胞は創薬に役立つと書きましたが、
今回は一歩進んで、厚さ0.1㎜のシート状の心筋細胞を血液細胞から作成し移植するというもので
これにより傷んだ心筋を再生させるという、夢のような治療法です。
同じ病気で心臓移植を待っている患者様は多く、年間20万人が死亡する心臓病の中でも最も死者が多い病気だそうです。
再生医療という分野にiPS細胞が果たす役割はますます高まっているようです。
横浜市立大でも肝臓のもととなる立体的なミニ肝臓を作成し、来年度以降、肝不全の患者に移植する計画があると書かれていました。
ただiPs細胞は、移植に使った細胞の一部ががん化する恐れがあり、課題はまだまだあるようです。
期待が大きいと思われます。
医学の進歩は、新しい段階に入っているようです。
(2018.5.17産経新聞を読んで・・・ 横浜南はり灸院 原口 博)
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