江の島にお墓参り
江の島にお墓参り
江の島にある杉山検校のお墓参りに行ってきました。
杉山検校は江戸時代の鍼灸師で
鍼管(しんかん)を発明した人です。
鍼管とは、日本の鍼灸師はほぼ全員、治療に使っております。
鍼を体に刺すときに痛くないように、柔らかい鍼が曲がらないように
ガイドしてくれる細い管(くだ)です。
実は杉山検校という治療家は鍼を刺すのが下手で患者に痛みを
与えてしまうのを避けるための方法としてこの鍼管(しんかん)を
発明した様です。
必要は発明の母とは本当のようです。
私も鍼の技術が少しでも上達するように
毎年お墓参りをして、お掃除をさせていただき、お花とお線香を
上げに伺っております。
この時期は、鍼灸の国家試験の前なので
お墓には、合格祈願の紙が置いてあります。
たしか,東京の鍼灸師会でも東京でご供養を毎年されているという
記事を医道の日本という医学雑誌で見たことがあります。
江の島の参道を上がって、神社の階段を上がらずに
右の坂を少しあがって、門扉のある狭い階段の下に
立派なお墓がありますので、機会があれば行ってみて下さい。
説明の看板もありますので・・・