花粉症の鍼灸の治療|横浜で鍼灸院をお探しでしたら横浜南はり灸院へ
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花粉症について
くしゃみ・鼻みず・鼻づまり、目のかゆみ・充血・なみだ目が代表的な症状です。
かぜの症状と似ていますが、かぜはウイルスが原因で一週間程度で治りますが、
花粉症はその花粉の飛散が終了するまで続きます。また、一度発症すると多くの
場合、来シーズン以降も同様の症状で悩まされることになります。
また頭が重くなったり、ボーっとしたり、倦怠感や熱感、イライラなどの全身
症状が起こり、肉体的にも精神的にも大きな苦痛を伴い、
仕事や勉強の効率を著しく悪化させてしまいます。お子さんの場合は学習意欲の
低下、集中力の減退などが起こりますので学力の低下につながることもあります。
花粉は鼻から吸い込まれ、鼻の粘膜に付着すると、花粉の表面や外壁にあるアレ
ルギー原因物質(抗原)が粘膜中に溶けだし、抗原が粘膜に侵入すると、体内に
IgE抗体が作られます。このIgE抗体は抗原と反応して体に侵入した異物を排除す
る働きをします、つまりくしゃみによって異物をはじき出したり、鼻水で洗い流した
り、鼻づまりを起こして異物が侵入してこないように体を防御するのです。
ところがアレルギー体質の人は、IgE抗体の産生を抑制することができないため、
花粉を吸い続けると体内のIgE抗体はどんどん増加し、
これがある水準を超えると、激しいくしゃみ発作や、鼻水、鼻づまりなど花粉症の
症状が出るようになります。
いままでアレルギーがなかったかたでも暴飲暴食、睡眠不足、ストレスにより免疫
機能がバランスを崩し、アレルギーをおこすことがあります。
鍼灸の治療の開始時期は?
鍼灸の治療は「花粉が飛び始める4週間前程から」始めるのが良い思います。
花粉は2月、3月に飛ぶと思われていますが、実際はわずかながら冬の飛び始め
ています。12月~1月に治療を開始し、あらかじめ体の免疫力を向上させIgE抗体
の産生を抑制すれば、花粉症のシーズンを前年より楽に過ごすことができます。
当院に来院される大多数の方は花粉症がひどくなり、薬の副作用の眠気が仕事
に支障をきたしたり、アレルギー症状が強く日常生活がかなり不快になった状態で
来院されます。そのような方でも、毎年シーズン前からの鍼灸治療により
「年々症状が軽くなってきました。」とおっしゃいます。
花粉症への鍼灸の治療
鍼灸の治療は、主に手足や顔頭など花粉症に効くツボを探して治療します。
顔に鍼と聞くと怖がられるかたもいらっしゃいますが、「最近では美容鍼の治療で
顔にも鍼をするのですよ」とご説明しますと、ご納得いただけるようです。もちろん
痛みはまったくございません。鍼やお灸を使いますが、鍼はほとんど痛みを感じる
こともなく、又お灸もここちよい暖かさで、とっても気持ちが良いです。 また当院で
は顔への「特殊な温灸」をつぼのポイント刺激として行なっており目のかゆみや頭
痛など症状の緩和に即効性が認められます。
鍼灸治療の利点
○症状の出始めが遅くなる
○症状が軽くて済み、ライフスタイルの向上
○花粉シーズン中に薬を飲む量や回数が減る (眠くならなくなるなど)
○その他の症状(腰痛、頭痛、肩こり、眼精疲労など)も一緒に良くなる
○抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤(お薬)からくる眠気やだるさがない
鍼灸治療は本当に効果的です。1回の治療でかなり鼻の辛さはとれます。
より快適な日常生活を送れるようになることを実感していただけると思います。
また、花粉症の治療をすることによって、肩こりなどの改善も可能です。鍼灸治療
によって、全体的に健康な体へと体質が改善されていきます。
横浜南はり灸院 鍼灸師 原 口 博