横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

帯状疱疹の鍼灸の施術|横浜南はり灸院|横浜市南区蒔田駅1分|提携P有

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帯状疱疹後神経痛について

帯状疱疹の発作が終った後、数ヶ月間ないし数年間も持続する痛みは、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。
  
なぜ神経痛が残ってしまうかについてはまだよく分かっていませんが、末梢の神経が可逆性に変性したため、いつまでも「痛い」という信号を脳に送り続けてしまうために起こるという説もあります。 これは、帯状疱疹にかかったことのある人の約15~35%が発症すると言われています。

長く痛みが続き非常に苦痛な状態です。痛みによるストレスで、不眠症になる方さらに長期化してしまうと精神がうつ状態になってしまう方もいます。

帯状疱疹後神経痛については西洋医学においては神経ブロック注射で痛みをブロックするという方法をとるのが一般的ですが、通常の消炎鎮痛薬も無効であることが多く、確実な治療法はない状態です。


帯状疱疹後神経痛への鍼灸の治療は

どれくらいの刺激で神経が反応するかをあらわす値を『閾値(いきち)』といいますが、これが低ければ少しの刺激でも反応してしまい痛みとして感じるということになります。帯状疱疹後神経痛では、なんらかの原因でこの『閾値』が低くなり、非常に過敏な状態になっています。
  
鍼の治療は、この痛みを伝える神経を抑制して、刺激に対する反応を正常に近づけるのが目的です。WHOも帯状疱疹後の神経痛は鍼灸によって効果があると認めています。WHOに報告されたトライアルによれば、薬による治療では平均10.5~10.4日で痛みが消えたのに対し、鍼(レーザー)では1.48日~5.76日で消えたとあります。また、帯状疱疹を発症すること自体、非常にストレスを感じておられたり、疲れて免疫力が下がった状態であるので、局所だけでなく全身の鍼灸治療によって自然治癒力を高めていくことも大きな作用です。

鍼灸の治療は、神経の経路上に直接するのではなく経絡を選んで鍼の遠隔作用を利用します。痛いところに刺してさらい痛い思いをさせてしまうわけではないのでどうぞご安心下さい。神経痛は、発症から日が浅いほうが治りやすく、長期間を経たものでは完治まで長い時間がかかります。一日も早く治療にかかられることをおすすめします。


横浜南はり灸院     鍼灸師 原 口 博

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