パーキンソン病の鍼灸の治療|横浜で鍼灸院をお探しでしたら横浜南はり灸院へ
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パーキンソンについて
1817年にイギリスのパーキンソンが報告した病気で、震顫(シンセン)麻痺とも呼ばれています。
原因はいろいろと研究されていますが、自律神経の乱れに起因する脳の血流障害という説もあります。
発症は40~50歳代の初老期以降に多く、女子よりも男子に多いといわれています。
西洋医学ではドーパミンを使って症状をある程度改善できますが、
ドーパミンが段々効かなくなっていくため進行を完全に食い止めることは現在のところ難しいとされています。
典型的な症状としては寡動・無道(動きが鈍くなる、仮面様顔貌、小字症)、振戦(手足のふるえ)、筋肉のこわばり、姿勢の異常や突進歩行などの症状が見られます。
このほか、便秘に代表される自律神経症状、うつなどの神経症状もでることがあります。また患者さんの中には腰痛を発症することも多いようです。
パーキンソンに対する鍼灸の治療
自律神経のバランスを整え脳の血流を改善できれば、進行を食い止めることができる可能性があることがわかってきました。
また、鍼治療によって脳内ドーパミンが増えることもわかってきました。
鍼治療は脳以外の全身の血液等の流れを促進し、自律神経系の機能を調整し、筋肉の緊張を緩めてくれます。
特有のふるえ、筋肉のこわばりの改善と進行を遅らせることが可能であり
西洋医学との組み合わせによる相乗効果が得られています。
横浜南はり灸院 鍼灸師 原 口 博