横浜南はり灸院は横浜市南区の鍼灸院|提携P有、日曜祝日診療|蒔田(まいた)駅 ①出口 1分|顔面神経麻痺から自律神経失調症、パーキンソンまで|1988年開業

はり治療で自律神経失調症は治る?

はり治療で自律神経失調症は治る?

はりの治療を初めて受ける方にご説明させていただくのは、はりやツボというのは魔法の治療ではないということです。よく「私の治療はどこにはりをするのですか?」という質問をお受けします。実は一つの症状・病にここ一つににはりをすれば治るという考え方ではなく、どこの経絡(ツボのグループ)を選ぶのか、そしてその中でどこのツボを選択するのかが重要になります。その選択の時にいわゆる古典派といわれる鍼灸師は脈診というツールを使いますし、私の場合はその脈診と解剖学的考察から複合的にツボを選んでいます。経絡にも漢字で名前がついていて、胃腸に影響を与えるグループや神経系に影響を及ぼすグループというようにツボは複数で体に変化を与えます。この経絡は頭から足の先・裏まで巡っていますのでどこが悪くても全身のツボから選択していくことになります。

自律神経失調症は、頭痛・不眠・胃腸障害・めまい・倦怠感など症状は多岐にわたるのでツボの選び方は複雑になりますが、経絡を慎重に決定することで的確に身体に変化を与えることができます。はり治療と聞くと腰痛・肩こり・関節の痛みなどの治療を思い浮かべると思いますが、はりは本来、内科的な症状との親和性が高く薬物療法が今のように発達していなかったころには様々な病気に対応してきました。

自律神経失調症を長く患っておられる方ほど多くの薬をお飲みになっていますがそれをすぐにやめるのではなく、薬の効果をより早く引き出して体に効果的に働くお手伝いも、はり治療の役目だと思っております。

身体は薬を受け入れる最低限の力が無いとその副作用ばかりが表に出てしまいかえって悪影響を及ぼしてしまします。胃が悪いと胃薬、頭が痛いと鎮痛剤というように症状ばかりを追いかけてしまうとどんどん薬の種類が増えてしまします。

私は健康の基本は快眠・快食・快便の三つだと思っております。まずはり治療でこの基本を回復することが自律神経失調症状のいろいろな不快要素をひとつひとつ取り除いていきます。

自律神経失調症との診断をお受けになって長い方は最後には心療内科で安定剤を処方される方が多いですが、安定剤の「安定」という文字に頼ってしまいますます身体のだるさを訴えてご来院される方も多いです。

はり治療だけが万能の治療ではありませんが身体の状態・働きを本来持っているニュートラルなところに戻してあげるという意味では薬と違う優しい治療法だと思います。治療している間にも血流・リンパの流れを改善し優しい眠気を感じる方もいらっしゃいます。

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。

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